改良版デミオ&CX-3に試乗。毎日食べるお米はもっと旨くする…の巻
掲載 更新 carview! 文:小沢 コージ /写真:篠原 晃一
掲載 更新 carview! 文:小沢 コージ /写真:篠原 晃一
なんともマツダらしいジミでなおかつクソ真面目な戦略でありましょうか。そう、新型デミオ&CX-3のコンパクトカー2兄弟の商品改良です。
2年前ぐらいからマツダはいわゆるフルモデルチェンジの間に行う、ほぼカッコだけを目新しくした売らんがための「マイナーチェンジ」を嫌い、中身を時代進化分だけ良くする「商品改良」という手法を採ってますが、今回もその通り。デミオは2014年デビューのハッチバック、CX-3は2015年デビューのSUVで、小沢的にはデミオの方が年月分の進化分が大きいように感じましたが、いずれにせよ本当にマジメすぎる大変身!
実際、どちらも外観ほぼ変化ナシ。分かり易いところで両車とも今回から「マシングレープレミアムメタリック」という鮮やかかつ深い輝きを持つボディカラーが選択可能になったくらいで、これまた実車はお魚さんのごとき深い輝きですが、写真でみると「ううっ、これって黒?」って思う漆黒ぶり。やたらツウな色です。
そのほか発売から2年のデミオこそディーゼルモデルのフロントグリルから赤色バーがなくなり、フロントバンパー左右のフォグランプがLED化して形状が微妙に大きくなったことぐらい。
CX-3に関しては完璧に「一体どこが変わったの?」ってレベルで、インパクトではなく中身であり味わい優先。まさに男は黙って…の昭和の男みたいでシブすぎるっちゃシブすぎます。
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